かぞえ / 四

はかまぎ

袴着

五歳

はじめて袴をはく。着るものが変わることで、歳が数えられる。

この曲は、まだ鳴っていません。

詞

袴着はかまぎ

はじめて袴をはいた日の

帯が畳んでしまってある

開くと折り目が

まだ小さいままだ

 

着せられて歩いた道を

歩いた覚えがない

布のほうが

よく覚えている

——この先は、まだ

覚書

服が先にあって、その形に体を合わせていく。大人になるというのは、たぶんそれの繰り返しだと思っている。

音信

他の歳へ